猫葉記

思い出したようにつぶやきます(・ω・ `)

映画のしまじろうを観た話。

もうだいぶ前になってしまったけれど、友だちに教えてもらって、劇場版「しまじろうのだいぼうけん」を観た話。
アマプラで観たのだけど、成人が泣けるくらいにはとてもよいのでこちらにまとめた。


・久しぶりに聞いたハッピージャムジャムに涙そうそう
・とりっぴーおまえー!!とべたのか!
・らむりん………らむりんはどこへ………?クビ?まじ
・しまじろうええ子。
・なんだか道徳の授業でこうやってアニメを見て過ごしたことあったなあと途中途中遠い目に。
・しまじろうの妹はなちゃんっていうのか。全然トラ関係ないやん……知らんかったわ……
・たいてい幼児向けアニメは初見でみんな突然歌える。これはプリンセスの条件だからね。デュエットとかもだいたいできる。なぜかみんな歌える。
・子どもが群れる先には必ずいる天才タイプのおじさん。(コナンの阿笠博士的なね)

(話の内容とか構成)
・モリモリの53分間。これでもかってほど猫葉の好きな要素(勧善懲悪・悩める少年少女との出会い・葛藤・突然の異世界・危機を救い合う仲間・師弟要素・反転する悪・ギャグ要素)がぶち込まれている。幼児向けに作り変えられた水戸黄門(?)
・しまじろう宅の夫婦は理想だと感じた。こうでしょ!と決めつけがちな方に対して、そっと息子にフォローを入れつつ、どうしたらよかった?と道を教えて去っていくもう片親が愛情深くていいなと思う。なかなかできない上手な親子関係。
・主人公だな〜と思う行動にはこうやって応援を入れるんだなと知った。プリキュアとか応援したことない僕だが、スマフォイの画面の前でネコやウサギと「がんばえ〜!」と言いたくなった。身内がいたのでやめた。
・扉を抜けたら不思議の国説。なんか住民がちょっとかわいかったが、それに急に仲良くなってみんなで楽しく歌っているのがホワホワだった。イイネ!
・魔女さんの弟子(?)に対する優しさとスレ違いと、見ていてどきどきする。幼児向けなのにな?これがなんかいい。またそこへ大人の行動を見せるしま母がいい。危ないよ!なんて言ってる天才おじさんよりも、たぶん子どもたちはこちらをよく見たはず。よくできてんな。
・ソファーで飛ぶなんて夢よね。何だって飛んでみたいお年頃だもんな僕たち。
・火山のシーン、悩める少女の葛藤がよく出ていてよい。とりっぴーお前飛べるのかよ。応援しちゃったじゃないか。何気にこれをしまじろうがお願いしてくるのがいい。このシーンは紛れもなくとりっぴーが主人公になってるんだよね!誰でも主人公になれるの………
・しま母と、魔女さんでは、似たような子育ての悩みだったんだなと二人が自覚するシーン。親が子どもを手放すってなかなか難しいのよね。見守りつつある程度はなしてあげることの難しさを親も悩みながら見られるのでは?あれ、これ幼児向けよね??
・いつもこんなあぶないことしてるんですか!?のしま母。たぶんこういうのが難しい部分。本当に危ないことは止めるべきだが、好奇心をおさえてはいけないんだっていうのが一番難しい!これ幼児向けだよね?
・大きなお菓子をみんなで押さえてるところ。何気にこれを男女関係なくやってるのも大事だと思う。力仕事は……とかそういうのいまだにあるし、とってもいいと思いますのよ………とりっぴーも食べるのやめてえらかったな!友だちのために動けるかっこよさ!
・魔法が使えない子は、魔法がいらない子ってかなり強い子育ての呪文なのでは??できない、やらない子はむしろ、それが必ずしも必要ではないからできるようにならない、しないのかもしれないよね。なるほどね。
・がんばれ〜!と声を掛けたしま母。子育ては子どもを見て、親が変わっていくのが大切なんだなあと思った。親が変わるのはすごく難しいんだけど、たった一言でも子どもは嬉しいのかもしれない!幼児向けすげえな。
・ワルトリオをとっちめるだけでなくアフターフォローを入れる大人たちの優しさ。叱るなら、いいところもまた伝えていってあげないとね!
・さよならが悲しくない呪文を教えて→それはまた会おうねだよっていう流れ素晴らしくない?それがしまじろうから出てくるの素晴らしくない?この子はこういう気付きができる子だからそんな呪文はいらないんだよ母!
・戻ってきた世界で、息子の成長を見て自分も少し見方が変わった母だが、「お洗濯物〜!」となるシーン。これ、変わらないところにとてもホッとするシーンだと思った。一つ変わることは、全て変わることじゃないから安心して自分を変えていきたいと思った。